Pz.Bef.Wg.III ausf.E

[XCM 1/43 $110.0]


[模型解説]
 XCM(露)製の完成品。スケール1/43のレジン製で、米国通販サイトから直接取り寄せた。現地小売価格はUS$110.0。
 この戦車は、第二次世界大戦中のドイツ陸軍V号指揮戦車E型で、ディテールは大味であるが車種の珍しさもありモデルとしては大変貴重である。
 なお、キャタピラはSolidやVeremの金属製と異なり樹脂(ゴム)製であるが、本製品ではゴムキャタピラを途中で繋いでいるので接続部が目立ち気味。
製品評価:
★★★★
[改造解説]
 オリジナルモデルはライトグレーの単色であるが、ジャーマングレーに再塗装してブラック、ブラウン、ストーンでウェザリングを施した。なお、アクセサリーとして車体前面上面に予備キャタピラを追加している。
[実車解説]
 第二次世界大戦中のドイツ軍は、1936年の機甲師団創設時から効果的な集団戦車運用を行うために、大型・高出力の無線機を搭載した指揮戦車を装備した。
 V号戦車E型をベースにしたV号指揮戦車E型は、旋回できないように砲塔を車体にボルト止めし、主砲は撤去され空きスペースに無線機や机などが装備された。主砲撤去跡には、指揮戦車と分かって敵から攻撃されないようにダミーの主砲が取り付けられ、防盾右端は切り欠かれて機関銃がマウントされた。また、車体戦闘室部前面の機関銃マウントはピストルポートに変更さ、車体左右にもピストルポートが追加されている。
 無線機は、車輌間通信用、航空機通信用、中距離通信用が装備された。これに合わせてアンテナも増設および配置換えが行われ、車体右側前寄りと左側中央後ろ寄りに起倒式のロッドアンテナ、そしてエンジンルーム上にフレームアンテナが設けられるようになった。
 V号指揮戦車E型は、1939年7月から1940年2月までに45輌が生産され、ポーランド戦から終戦まで使用された。
[諸 元]
寸  法:全長:5.38m 全幅:2.91m 全高:2.44m
重  量:19.5t
乗  員:5名
エンジン:ガソリン機関 300hp/3,000rpm
最高速度:40km/h
航続距離:165km
武  装:7.92mm機銃×1

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