蒸気エンジン[Steam Engine]
蒸気エンジン模型の多くは固形燃料を使用しますが、固形燃料は燃焼中に独特の臭いがし、また長期間運転していると蒸発した固形燃料が煤としてボイラーに付着し清掃に手間が掛かる場合が往々にしてあります。そこで、アルコール燃料炊きの蒸気エンジン模型をインターネットで探していたところ、ドイツ製の垂直型ボイラーのオシレーティング(首振り)エンジンが見つかりましたので、日頃から利用している国内輸入代行業者経由(リスクヘッジの目的)で直接メーカーから取り寄せました。\51,756。
運転は、ボイラーに注水し火皿のアルコールバーナーにアルコールを注入して点火すると、数分後に蒸気圧の上昇とともにシリンダー部からドレン水滴が垂れ始めますので、この時にフライホイールをクランキングすると始動します。燃料(アルコール)は、バーナーを取り出すことなく銅パイプの柄の先端から注射器で注入すればよく、適宜燃料を補給すれば30分以上の連続運転ができます。ボイラー頂部には安全弁と警笛があり、爆発等の危険はありません。運転終了後は、火の後始末をしてボイラーの残水を抜いて乾かします。
この蒸気エンジンの最大の特長はシリンダーの動きにあり、蒸気管を中心軸にシリンダーが左右に首を振る面白い動きをすることです。それと意外にエンジン音が静かなのは驚きです。真鍮鏡面仕上げのボイラーが美しく、シリンダーの首振りの動きが独特で興味深い、オシレーティングエンジン模型としてはお奨めの一品です。 |