ファイバーケース

[Fiber Case]


 可搬式・移動式の小型レイアウトの場合、レイアウトを破損する事なしに運搬・移動せねばならない。また諸般の事情でレイアウトを使用しなくなった場合、同じく破損する事なしに長期保管せねばならない。もちろん使用しなくなった時がレイアウトの「命運尽きた」として、解体廃棄処分の道もあるが。しかしながら多大な投資(金・時間)をしたレイアウト、末永く生き長らえさせたいものである。
 
 私のナローレイアウトドイツ狭軌鉄道は、普段は専用机(W945×D445×H640mm)の上に常設しているが、運搬や収納保管用にレイアウト保管ボックスを用意している。
 当時レイアウト寸法に合う適当な市販品をいたる所で探し回ったが、利用できる寸法のモノがなかった(みな小さかった)ので特注することを考えて、木箱とファイバーケースを検討した。
 木箱は強度的には全く申し分なくファイバーケースの半値以下だが、重量がかなり重くなり取扱いに苦労してしまう。そこで値段は高くなるが、10kg以下の小型レイアウトに対しては軽くて強度的にも問題がないと思われるファイバーケースにすることに決定した。
 
保管ケース  ファイバーケースは、アクリルケースをかぶせたレイアウト(W740×D394×H310mm)を両手で抱えて出し入れするのに支障がない大きさとしてW980×D470×H400mmの外形寸法とし、レイアウト自重がアクリルケース込みで約8.5kgあるので収納物10kgの底面均等荷重の強度条件を課して、蓋とキャスター付きで特注した。事前に強度検討と見積を依頼してからの特注である。(東急ハンズ渋谷店に依頼、1995年当時\31,200)
 
底板  このファイバーケースの中に、アクリルケースをかぶせたレイアウトを両手で取っ手をつかんで抱えるようにしてすっぽり収納する事が出来る。但し底面に均等荷重(強度検討条件)をかける必要があるので、板厚6mmのベニヤ板で底板を作った。四隅はキャスターの取り付け金具を避けるために切りかいており、縁にはL型角材で飾り(余り意味はないが)を付けている。
 大きさの割には軽量で強度も十分あるので大変重宝している。普段は中身が何も入っていない空っぽのケース、「布団入れ」ケースとして有効活用している。キャスター付きだからゴロゴロ押して移動出来るのが便利である。