Rail BMWの模型化[Rail BMW ]
自動車(乗用車)車体を利用したRailMotorcarを御紹介します。スケールは、1/43のダイキャスト製ミニカー車体とHO用動力装置の組み合わせですから、O-16.5mmになります。 自動車の車幅(実車では一般に1400mm以上)に比べると、線路のゲージが狭いナロー(762mm)ですからアンバランスさが特長になりますが、利用する動力装置のホイルベースが約40mmですから、車体はできる限り小型(実車のホイルベース1800mm前後)のBMW 600を選定しました。 BMW 600はドイツを代表するマイクロミニカーで、実車データは下記の通りです。 ・全長2900×全幅1400×全高1375mm ・ホイルベース:1700mm ・総排気量 :582cc ・最高出力 :19.5HP [自動車の車体] schuco製1/43のBMW 600 '1957(\4,800)です。色違いを2台買いましたので、計\9,600です。 BMW 600はドイツを代表するマイクロミニカーで、前面がIsettaに似ていますが、BMW 600はIsettaを大きくして4人乗りにした車です。ドアーは、前面と正面向かって左側後部座席側の変則2ドアーです。 ![]()
[動力装置]BEKA製HOドレスデン2軸路面電車のダイキャスト製動力装置を利用しました。諸元はWB=40.5mm、φ8.2で、スキュータイプの小型モータ+フライホイールです。 BMW 600はWB=39.5mm(1/43)ですから、車体のホイルアーチ内に動力装置の車輪が完全に収まります。 ミニカーのシャシー取付方法は、車体に対して前部が引っかけ式で後部がボスにネジ止めですが、後部ボスを利用して動力装置を取り付けることができます。ただし、動力装置フレームに加工が必要になりました。
[動力装置フレーム加工]写真に示す如く、動力装置のフレームを切削加工しました。加工は、車軸のみ外してモータ・ギヤーを養生し、ヤスリで慎重に切削しました。特に切削薄肉化の部分は、位置合わせと水平出しを兼ねた現物合わせの加工です。 ダイキャストはヤスリで簡単に削れますが、粘りがあるためヤスリ目にこびり着き清掃が厄介です。
[車体の加工]車体は内部に加工が必要でした。車体内部の加工は、動力装置にあたる部分は全て撤去しました。加工に伴い、前面ドアーは一旦外して再接着しています。
[動力装置の取り付け]動力装置の取り付けはネジ止めですが、後部は車体のボスを利用し、前部は車体フレームにネジを切りました。 加工の終わった動力装置を車体に仮止めします。取付ネジは、前後で大きさが違います。特に後部は、動力装置のフレームがネジ頭でギリギリ車体に止まっています。
[アクセサリー]前部に排障器(フクシマ模型製路面用排障器)、後部に保護カバー(鈴木工房製HO用9600増炭板)を取り付けます。塗装色はオリーブグリーンです。 人形を取り付けなければなりませんが、車体内部は動力装置で一杯で、人形を搭載する余地が見いだせません。 そこで手持ちのプライザー製Oスケール人形を大幅に加工して、ウォームギヤーを跨らせる恰好で動力装置フレームに接着しました。人形は塗り替えています。 運転性能は、2.4V〜3Vの乾電池電圧でスケールスピード3〜5km/hの低速安定運転が実現されています。走行音はRail FIATよりも音は大きめで、後進時に若干車体反響音がします。 ![]() |